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ロンジンの歴史的クロノグラフムーブメントへのオマージュ

今回のロンジンの新作は、同社の往年の名クロノグラフムーブメント「13ZN」へのオマージュともいえる1本。モデル名の「1946」は、この歴史的な名ムーブメントの完熟期をさしている。その翌1947年には、後継クロノグラフ・キャリバーで、これも時計史上に残る有名な「30CH」が登場する。

新作のポイントはまず、ムーブメント。ロンジン初となる、シリコンひげゼンマイ採用の新型自動巻きクロノグラフムーブメント「L.895.5」だ。毎時2万8800振動、パワーリザーブ54時間を誇る高振動&高精度ムーブである。

外装は、1946年のオリジナルモデルを忠実に再現。ボックス型のサファイアクリスタル風防にボンベダイヤル、ブルーのスティール針に独特のアラビア数字書体。意匠の大きな違いは、見た目にはまったく影響しないインダイヤルの配置。新作は30分積算計が9時位置、秒針が3時位置にと、オリジナルモデルとは逆に配置されている。12時位置のロゴも当時のものを使用。またオリジナルを忠実に再現するため、通常だと6時位置に入る「Automatic」の表記をダイヤル上からあえて外している。

よくありがちな復刻パターンとして、オリジナルにない日付表示などを加えるブランドもある中で、今回の新作もそうだが、当時の意匠を大切にし、オリジナルのイメージが崩れてしまうアップデートはしないところが素晴らしい。ロンジンの場合、設計図だけで実機のないモデルは復刻しないなど、オリジナルモデルへの敬愛とこだわりが徹底している。ミュージアムも所有する同社ならではの高い質感をもった復刻モデルである。

 

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发布: adminxsxs 分类: 情報取りまとめ 评论: 0 浏览: 1
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