2021年の目標はメキシコ「スコーピオンリーフ」の調査
Oceanaとブランパンは、このパートナーシップの一環として、2021年夏に、メキシコ湾の南に位置する世界最大級のサンゴ礁であるスコーピオンリーフへの調査旅行を予定している。500種以上の魚類と34種以上のサンゴが生息するスコーピオンリーフは、ユネスコ生物圏保存地域に指定されており、メキシコ政府はこの地域を国立公園として定めている。最近の研究により、スコーピオンリーフは、気候変動の影響を物ともしない、健康的で多様性に満ちたサンゴ礁であることが明らかになっている。
現在の生物多様性と回復力は素晴らしいとはいえ、魚の乱獲を制限するルールはほとんど無いに等しい。調査旅行の間、Oceanaとブランパンは水中写真と動画、eDNA分析や3Dフォトモザイクモデリングなどの最先端の科学技術を駆使して、このサンゴ礁とそこに住む海洋生物を記録する予定だ。Oceanaでは、これらの調査結果をキャンペーンに活用し、メキシコ政府がスコーピオンリーフの保護にさらに取り組むよう働きかける。