時計のニュースが集まって 松本良幸Blog

クラシカルな時計のモダンなスケルトン仕様

ハミルトンが創業した19世紀後半から20世紀初頭には、アメリカで誕生した腕時計は、世界最高水準だった。その大きな理由が抜群の信頼性と精度を持つ鉄道時計の発達にあった。ハミルトンの腕時計はその代表格であり、現行の「レイルロード」はそんな過去の懐中時計にインスパイアされている。ケースは当時の懐中時計を思わせる丸みを帯びたスタイルで、文字盤の要素はシンプルに仕上げられている。

2015年の新作は、その文字盤のセンター部分をシースルー仕様とし、標準持続時間80時間のCal.H-10-Sを搭載。もちろん、ケースバックもシースルー仕様で、動き続けるムーブメントを鑑賞できる。かつての鉄道時計のクラシカルな装いと、現代のムーブメントの精緻なメカニズムを融合させた、大変にクールな時計である。